プロジェクトメンバーとして今回記録を担当しています、写真家のあかりです。
ー 自由が丘プロジェクト ー
これまで途中経過などお知らせしていなかったので、こういうプロジェクトがあり
現在進行形で進んでいることをご存知じゃなかった方も多いかと思います。
今日はそのプロジェクトの概要とスタートからの歩みをお伝えし、まずはこのプロジェクトについて知ってもらって興味を示していただけたら嬉しいです。
発足から約1ヶ月間で完成させるというかなりタイトな期間での設計施工ということもあり、集まったメンバー全員で毎日走り続けていました!
今も毎日さまざまなやりとりがなされている中、ついに現場が動き始めていきます。
この凝縮された期間でのプロジェクトの歩みや立場の違うメンバーそれぞれの”視点”をテーマに今日からオフィス完成日まで毎日ブログをアップしていく予定です!
携わる人々のさまざまな角度の視点、そして毎日姿を変え続ける現場のリアルさをお伝えできたらと思います。
初回投稿少し長くはなりますがぜひお付き合いよろしくお願いします!
自由が丘プロジェクト#1としてまずはこのプロジェクトをみなさんに知ってもらうこと
どんなスピードで、どんな人たちが、どのように進めてきたか。
プレゼンに至るまでのあらすじをお伝えさせていただきます。

▪️ はじまり
1月14日プロジェクトマネージャーである@そらさんの急な声かけからスタートしました。
「自由が丘にある約14坪ほどの場所にオフィスを作る」
「予算は200万」
「完成は2月20日」
「施工期間は2週間」
とてもパンチ力のあるフレーズと共にその内装の設計施工を全てオンラインサロンメンバー内で有志を募るという内容でした。
↓現場図面はこちら↓

呼びかけに集まったのは総勢15名のメンバー[職業/プロジェクト担当]
@そら 建築士/プロジェクトマネージャー
@かおり ライフオーガナイザー/メディア・サポート
@あかり 写真家/記録・メディア
@Ryusei 設計施工/施工マネージャー
@taishimikami 設計士/内装設計
@ヨシオカタツヒロ 建築士/内装設計
@saco 設計士/設計施工
@かないたかあき 大道具・絵本作家/設計施工
@あきほ 住宅設計/設計施工
@ボブ ハウスメーカー/設計施工
@Akutsu 3DCGデザイナー/3Dパース制作
@サトウトモノリ 演出照明/照明
@ツヨシ 照明メーカー/照明
@せきや 家具メーカー/造作家具
@さかなくん 植栽プランナー/植栽
設計施工を担うメンバーを中心に家具、照明、植栽、など空間に欠かせない彩りや温度感を与えてくれるプロフェッショナルや、普段から全員が建築に携わっているという心強くも個性的なメンバーが集結!東京在住だけじゃなく、ベトナムから山形までサロンらしくワールドワイドなメンバーになりました^_^

↑キックオフMTGにて
私は写真を通して完成された建築とは触れてきていましたが、それまでのプロセスや思考、作り手の想いを私は知り得ていないと感じていました。
もっと建築への知識を高めたい、違う角度からの建築を見てみたい、そしてものづくりのプロジェクトに携わりたいという気持ちから京都在住でありながらこのプロジェクトに関わりたい!と決意。
ありがたくもそらさんに暖かく迎えていただき、企画・サポート側として携わらせてもらうことになりました。
▪️プレゼンに至るまで
一番驚いた"スピード感"
16日:キックオフMTGにて初めてのメンバー顔合わせ
同時に役割分担の決定、クライアントの要望の共有、現場共有
22日:設計チーム数名から内装ラフ案の提出、プレゼン
その場で意見を出し合い、方向性の違う2案に絞る
設計に合わせた造作家具や照明などの相談
25日:2案の詳細図案&3Dにて家具照明含めメンバー内再プレゼン
27日:植栽&家具具体案 各見積もり金額の共有 プレゼン資料についての相談
29日:プレゼンリハーサル 細かい部分の擦り合わせ
31日に行われたクライアントプレゼンまでに行われたオンラインMTGは5回。
毎回2,3時間を要する話し合いをし、議事録とMTG動画即日アップし、参加できなかったメンバーへ共有。
各自担当者が能動的に動き、細かいことなど随時確認事項はグループLINEでの激しくやりとりをしながら、次回MTGまでにまとめていくような日々は濃密ながらもあっという間に過ぎ、そのスピード感と同時にこれが2週間での出来事とは思えないような充実感すら覚えました。
やっていることはとてもハードで無理を強いられることが各々多いはずですが、
チームみんなとにかく柔軟に、いつも和やかに笑い合える余白を保ちつつ、互いをフォローし進展していく様子は今もなお継続しています。
このチームのとても好きなところです。
全てが始まる前、それぞれが自身の仕事を抱えながら限られた時間の中いかに進めることができるのか、「本当にこの条件でオフィスができるのだろうか。」と漠然と思っていた私は、想像以上のスピード感と個々として、チーム全体としての動きに必死についていきながらも毎回とても感動をしていたように思います。
▪️共通する視点
日々のオンライン打ち合わせの際、設計業界の専門用語など聞き慣れない言葉などが飛び交う中、写真を撮る時と共通する視点を知るタイミングがありました。
内装デザインの3Dパースの話をされていた時です。
画面の中で描かれたパースを見ながら、広角は何ミリなのか、高さをアイレベルに設定しているというどこか聞き慣れたワード。
「写真と同じだ」と思う瞬間でした。
リアルさを求める3Dではパースで距離感をも調整し、リアルに近づけていくことが現実化するものを作る過程でとても大切な工程なんだなと知れた瞬間でもありました。
建築の写真を撮る側として、企画から立ち会うのは私自身初めての経験。
完成した空間を見た時、自分がどう感じるのかが今からとても楽しみでワクワクします!
現場解体が12日からついにスタート!
このプロジェクトをよりたくさんの人に知ってもらい、触れてもらいたいので、
なかなか見れない解体後の現場を見る機会や、一緒に仕上げのお手伝いをして頂きつつ、どんな風なオフィスが完成したのかを実際にご覧いただける場を設けたいと企画中です。
また、随時アナウンスさせていただきます。
ご希望の方は事前にご相談ください!
次のブログもぜひお楽しみに♪
