自由が丘プロジェクト#3として、
今回のコンセプトでもある「ikoi no ba」オフィス空間の象徴となる家具に
フォーカスをあててお届けさせていただきます。
writing / あかり


前回#2の投稿にて今回の空間デザインプランを図面にてご覧いただいた通り、
今回はメンバー内で初めてラフ案を提案してもらう時から、2案ともその空間の主役に家具がありました。
空間設計を考えてくれた吉岡さん三上さん共に、メインとする場所は違えど、
この空間に合わせた家具をオリジナルで造作したいというお話。
最終どちらの案も生かした造作家具を作ることとなり、空間全体の主役を担うことになりました。


[造作することとなった家具]
・オフィスの顔となるMTGテーブル
・個室感のある執務室のデスク
・窓際の造作
・スタッフ用デスク
イメージとしてオリジナル家具を造作するというのは、とても費用がかかるように思います。それでも設計の二人が主役となる造作家具を作りたい、かっこいいものができると思えたのはメンバーに心強い人がいたからなのかなと今では想像してます。


ー 

ここからはそんな空間の象徴となる家具を今回一人で担ってくれている
関谷さんの視点でお届けします 




一度も一緒に仕事したことがない人達が、
初回のMTGから約2週間で約40枚の提案資料を作った。

その事実とプロセスだけでも感動し、施主へのプレゼンが終わった時点で十分な達成感がありました。

でも、家具はそこからが本番。
家具担当として今日に至るまでに感じたことを少しだけご紹介します。
photo / せきや

チーム結成間もなく皆でプランを考えている頃、
私は「200万が全体予算だと、家具に使えるお金はほぼ無いんじゃないか」と考えていました。
しかし、プランAとプランBを見てびっくり、出てきたデザインは家具が中心の考え抜かれたものでした。
しかもクライアントからは「どちらも実現したい」という嬉しいご意見が。

そこからメンバーが家具に予算を掛けられるよう工夫してくれたことと、
両設計者のデザインに対する考え方はすぐに理解できたので、デザインに対してどうこう言う訳でもなく、

「デザインを形にすること」

に集中出来たことはとても良かったです。(まだ終わってませんが、、、)


ー そこで今回家具を作る上で重要視して考えたこと。
・家具は毎日触れるものなのでクライアントには喜んでもらいたい。
・限られた予算と超短納期の中で何が出来るか。
・設計者の想いを何とか形にしたい。


私が「出来ない」と言ってしまえばそこまで。
どうやったら出来るかを常に考えた数週間でした。(今も考えてますけど、、、)


そして実際にどう作るかが固まれば、現場を採寸しながら絵を描いてまた考えます。
建築物は完全な垂直水平では無く、必ず数ミリの誤差があります。
その誤差を見逃すと現場取付が出来ない!なんてこともあるので、
現調は本当に大切な作業です。

寝る前にうまく納まるか不安になったら最後。寝れません...笑
そんな日々を送りながら現在は工場と打合せをしつつ、
2/18の納品に向けて進めています。
現場納品が終わるまでは気が抜けませんが引き続きガンバリマス。

@せきや  
▪️Profile
都内の家具メーカー勤務。ホテル、レストラン、オフィス、住宅などのインテリアコーディネート、プロジェクトマネジメント、特注家具の製作を行う。
shot by  @taishimikami




届いた文章からとても関谷さんの人となりを感じたので、そのままの言葉でお届けさせてもらいました。


「 一度も一緒に仕事したことがない人達が、初回のMTGから約2週間で約40枚の提案資料を作った。 」

最初の一文にあるように、私たち全員誰一人として今まで一緒に仕事をしたこともなければ、何か一つのものを作るということはもちろん初めてのことでした。
それでもいかに一人一人が真摯に向き合うのか、いいもの作りたいと思うのかで、
事の進み方は変わることを改めて知れたように思います。


今回オンラインのみで行われているMTG。
関谷さんは、いつもとても丁寧に細かく様々なことを確認し、知ろうしている姿が印象的な方でした。

材質、使用感を含めたクオリティを可能な限り高くするために、ヒアリングし、
家具の制作についてもいろんな角度で考えてアイデアを出してくれたりと、
いつもとても丁寧なやりとりと、細かいことまで確認を怠らない姿を見ました。

いいものを作っても現場で問題があっては手遅れということがきっと誰よりも分かっているからこそ、少しの心配があれば、今でも現場に足を運び家具の図面と共にしっかり向き合ってくれているところです。

家具完成まで、あと9日...
家具製作としては信じられないスピードですが、きっとこの空間に全ての家具が置かれた時、この場所で新しいコミュニケーションが生まれる予感がしています。


そして、
「現調は本当に大切な作業、不安になったら最後。寝れません...」という
関谷さんが安心してぐっすり寝れる日が1日でも早く来ることを願いたいです。笑

photo / taishimikami

@rihoさんにも椅子の選定でご協力いただき、ありがとうございます!

仕上がりをぜひお楽しみにしていてください!




//お知らせ//
今回2月中に着工〜完成までを迎える自由が丘の「ikoi no ba」オフィスを
実際にみてもらえる機会を用意しております!
大きなイベントとして立ち上げるわけではないですが、解体後、植栽搬入、完成後みんなでクリーニングというコンテンツで実際に見てみたい方、企画に参加してなかったけど、最後に少し手伝いたいと思っていただける方は、ご連絡いただけたらご案内させていただきます!

[スケジュール]
・13日(土)午後〜 解体後の現場見学
まずは、今週末解体後の翌日に現場みたい方は上記の予定でご覧いただけますので、
ご希望の方はコメントいただくか、

@サトウトモノリ さんまでメッセージをお願いします^_^
普段建築関係ではない方でも、現場を見た事のない方でも、どなたでも大丈夫です!
ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

photo / せきや